防火対象物の関係者(所有者・管理者・占有者)は、設置されている消防設備を定期的に点検し、その結果を消防長 又は消防署長に報告する義務があります。
消防設備点検は1年に機器点検と総合点検の2回行わなければなりません。
またその点検結果を特定防火対象物(ホテル・病院・飲食店など)については1年に1回、非特定防火対象物(共同住宅・事務所・学校など)については3年に1回、消防署へ報告しなければなりません。
消防設備は火災をいち早く察知し、それを建物内の人々に知らせて、安全に避難していただく為の設備です。
使うような事態が起こってはいけませんが、もし起こった場合、設置されている消防設備が確実に動作するように点検をしておく必要があります。
点検内容
自動火災報知設備
消火器具
屋内消火栓設備
避難器具
ハロゲン化物消火設備
非常放送設備
点検の流れ
STEP.1 お問合せ
お電話、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
ご依頼内容や悩みなどお聞かせください。
STEP.2 点検前の事前打合せ
お客様のご都合のよい日時をご指定下さい。現地確認に伺います。
消防設備点検を初めて実施されるお客様には、まず点検から報告までの簡単な流れと点検内容についてご説明させていただきます。
その後に、点検日程をご相談・ご調整をさせていただきます。
STEP.3 点検日の決定~実施
点検内容やお見積りにご納得いただきましたら、点検日の日程を決定させていただきます。
点検実施の10日程前に建物、施設の入居者様、テナント様に点検の案内を配布いたします。
(設置されている設備によっては、各部屋にご入室させていただく必要があるなど、入居者様にご理解・ご協力いただく必要もあります。)
予定日に各消防用設備点検を実施し、設備が正常に作動するかを点検します。
点検を元に、点検結果報告書を作成します。
STEP.4 点検票の作成(事前に御見積書をご提出します)
点検を実施した各消防用設備の点検票を正副2部作成させていただきます。
建物の規模にもよりますが、点検票作成まで約10日間の日数が必要となります。
STEP.5 不良箇所の改修
点検の結果で不備が発見された場合は、不備改修のための御見積書をお渡しさせていただきます。
お渡しの際、「何が悪いのか?」など、できるだけ丁寧にご説明させていただきます。
STEP.6 所轄消防署への報告(事前に御見積書をご提出します)
作成した点検票の必要個所にご記名・押印をいただき、所轄消防署へ点検票を2部提出します。
正副の点検票の内、正本は所轄消防署の控えとなり、副本がお客様のお控えとなりますので、副本は大切に保管していただきますようお願いします。
STEP.7 アフターメンテナンス
点検後も設備の故障や誤報がありましたら、迅速に対応させていただきます。